朝、デジカメの充電器を忘れたことに気付く。かなり凹む。
ニューヨークの空港は本当にでかくて、かなり迷った。
空港は大きく4つに別れていて、それぞれはたしている機能が違う。
そしてその間をair trainが走っている。
僕は何度も行ったり来たりを繰り返した。
航空券を無事取得して、搭乗口側のベンチで座っていると、なにやら搭乗カウンターの方が騒がしい。さらに、行き先はキトであるはずなのに、パナマと書いてある。
どういうことだ。僕はわけがわからず、何度も行き先と時間と乗り場の書かれた表示板と航空券を見合わせた。そしておたおたしているうちに搭乗時間になった。
皆が乗り込む準備を始めたので、僕もあわてて列に並んだ。
どうしよう、どうしよう、大丈夫かな。
これでパナマから出られなくなったらどうしよう。
ずっとそんなことを考えてた。
そして僕の航空券を切る番になったとき、片言の英語で「これはキトには行くの?」と聞くと、「行くよ。パナマ経由でね。」
何度も聞かれた質問らしく、かなりうんざりしたような顔で言われた。
まぁとにかく良かった。ホッとした。
安心してやっと、飛行機に乗り、席に座ると、子連れのおばさんが近づいてきて、スペイン語でベラベラベラーっと話し出した。どうやら席を移って欲しいらしく、すぐに席を移ったら、Gracias!。
もう南米じゃん!
期待に包まれながら、飛行機は予定より45分遅れて動き出した(あぁ、南米時間)。